- ある開発者の覚書 - ソフトウェア開発者が情報処理に関する雑多な話題をジャンルを問わずに書き留めています.未来の私、私と同類のgeekたちへ
2008-08-14
コマンドラインからXSL変換結果確認方法
Visual StudioではXSLファイルを開いて「XML」→「XSLT出力を表示」で変換結果を確認することができます.しかしSolution内のファイルならともかく,あるxslファイルの変換結果をちょっと見たいだけというときは結構面倒です.ことにVistaのUACが有効な環境でVisual Studioを管理者権限で実行している場合には,ファイラからD&Dで開くこともできないからストレスです.このぐらいのことならきっとコマンドラインから標準出力に出すツールがあるはすだ!と思って探してみるとありました.しかもMSが普通に配布してたとは,,,知らなかったの私だけ?(^^ゞ
2008-08-13
ヴイエムウェアはごう慢なのか(1/3)
仮想化ソフトウェアの主要なベンダ3社のインタビュー記事です.なかなか面白いのですが私がひとつ引っかかったのはシトリックスの「ヴイエムウェアは顧客の囲い込みで利益を独占している」という批判です.
SHARPのZaurusがLinuxベースに移行してOSや開発環境をオープンにしたことによる成功に代表されるように,近年の流れとして技術をオープンにする戦略のほうが有効な場合も多々あります.Microsoftがオープンソースの世界にかかわり始めているのもその一例です.しかし利益を追求する組織である企業として囲い込みでの利益独占は至極普通の行動であり批判すべきものではないです.もっともこの戦略が長期的に見て有利かどうかは別として.
私はオープンソース支持派です.オープンソースのソフトウェアとは開発者が自分の利益よりは自分のプライドをかけて作るソフトウェアであり,従って利益追求の企業とは違った高品質なソフトウェアが生まれるということが大きなポイントの一つであると思ってます.反オープンソース派の人たちはよくオープンソースの共産主義的な雰囲気が気に入らないといいますが,この記事はそういった批判の格好の標的になりそうで残念です.そこで争わなくてもいいだろー,しとりっくすー!
SHARPのZaurusがLinuxベースに移行してOSや開発環境をオープンにしたことによる成功に代表されるように,近年の流れとして技術をオープンにする戦略のほうが有効な場合も多々あります.Microsoftがオープンソースの世界にかかわり始めているのもその一例です.しかし利益を追求する組織である企業として囲い込みでの利益独占は至極普通の行動であり批判すべきものではないです.もっともこの戦略が長期的に見て有利かどうかは別として.
私はオープンソース支持派です.オープンソースのソフトウェアとは開発者が自分の利益よりは自分のプライドをかけて作るソフトウェアであり,従って利益追求の企業とは違った高品質なソフトウェアが生まれるということが大きなポイントの一つであると思ってます.反オープンソース派の人たちはよくオープンソースの共産主義的な雰囲気が気に入らないといいますが,この記事はそういった批判の格好の標的になりそうで残念です.そこで争わなくてもいいだろー,しとりっくすー!
2008-07-25
スレッドセーフなコンテナクラス by Intel
普段はC++ STLを使用しているのですが,マルチスレッドでアプリケーション作っているとどうしてもコンテナクラスを保護する必要性に迫られます.正直面倒です.しかしCPUのマルチコア化が急速に進んでいる今日,マルチスレッドで作る重要性は高まる一方です.そこでスレッドセーフな奴ってなんかない?って話になるんですが,Intelさんのこんなものもあるらしいですね.使ってみてはいないけど.そもそもそう簡単に試せる代物でもなさそうです,,
メニーコア時代を見据えるとソフトウェア製作者としてはマルチスレッドを容易に使いこなせることは大きな「売り」となりえます.しかしながら現在普及しているプログラミング言語はほとんどが言語仕様的に複数制御パスを扱うことが得意とは言い難いです.これは基本的には「手続きを順を追って記述していく」方式であることが根幹であると思います.「データの関連と生成方法を定義する」といったプログラミングパラダイムのほうがマルチスレッドには適しているのではと私は考えています.ちょうどMakefileの記述のような.おそらくそのようなプログラミング言語は既に数多世の中に存在しているのでしょうけど(^^ゞ その中からどんなものが流行ってくるのか,楽しみなところです.
メニーコア時代を見据えるとソフトウェア製作者としてはマルチスレッドを容易に使いこなせることは大きな「売り」となりえます.しかしながら現在普及しているプログラミング言語はほとんどが言語仕様的に複数制御パスを扱うことが得意とは言い難いです.これは基本的には「手続きを順を追って記述していく」方式であることが根幹であると思います.「データの関連と生成方法を定義する」といったプログラミングパラダイムのほうがマルチスレッドには適しているのではと私は考えています.ちょうどMakefileの記述のような.おそらくそのようなプログラミング言語は既に数多世の中に存在しているのでしょうけど(^^ゞ その中からどんなものが流行ってくるのか,楽しみなところです.
2008-07-23
2008-07-16
Windows Server 2003でNTP
最近投稿が滞りがちです.このWindows2003ServerでNTP設定をしたのも1週間ほど前の出来事です.しかしWinServer系OSはこんな簡単なことがどうしてこんなにも面倒なのか、、、私の知る限りではLinux系OSにせよWindows系OSにせよ間違いなく一番面倒でした.検索しても手順についての簡潔な説明がなかなかヒットしなかったこともありますが.
2008-07-03
Microsoftへ戻った人
Microsoft→Google→Microsoft と移籍した人のBlog記事.さすが人材の流動性が激しいお国ですな.うらやましいようなそうでもないような.本当に実力のある人でないと生き残れない仕組みです.自分はそれだけの力が現時点であるのかどうなのか.確信はないですがチャンスがあれば試してみたいとも思います.
しかし同じくMicrosoftに戻った人の話を以前にも聞いたような気がするのですが,,気のせいか?
しかし同じくMicrosoftに戻った人の話を以前にも聞いたような気がするのですが,,気のせいか?
2008-07-02
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