- ある開発者の覚書 - ソフトウェア開発者が情報処理に関する雑多な話題をジャンルを問わずに書き留めています.未来の私、私と同類のgeekたちへ

2008-07-25

スレッドセーフなコンテナクラス by Intel

普段はC++ STLを使用しているのですが,マルチスレッドでアプリケーション作っているとどうしてもコンテナクラスを保護する必要性に迫られます.正直面倒です.しかしCPUのマルチコア化が急速に進んでいる今日,マルチスレッドで作る重要性は高まる一方です.そこでスレッドセーフな奴ってなんかない?って話になるんですが,Intelさんのこんなものもあるらしいですね.使ってみてはいないけど.そもそもそう簡単に試せる代物でもなさそうです,,
メニーコア時代を見据えるとソフトウェア製作者としてはマルチスレッドを容易に使いこなせることは大きな「売り」となりえます.しかしながら現在普及しているプログラミング言語はほとんどが言語仕様的に複数制御パスを扱うことが得意とは言い難いです.これは基本的には「手続きを順を追って記述していく」方式であることが根幹であると思います.「データの関連と生成方法を定義する」といったプログラミングパラダイムのほうがマルチスレッドには適しているのではと私は考えています.ちょうどMakefileの記述のような.おそらくそのようなプログラミング言語は既に数多世の中に存在しているのでしょうけど(^^ゞ その中からどんなものが流行ってくるのか,楽しみなところです.

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