- ある開発者の覚書 - ソフトウェア開発者が情報処理に関する雑多な話題をジャンルを問わずに書き留めています.未来の私、私と同類のgeekたちへ

2009-12-31

Touchless SDK

WebカメラでPC操作を行うためのSDKです。以前Slashdotの記事で見つけたものですが、実際にDemoを動かしてみての感想をメモ
  • 特徴点を色で認識しているのでマーカーとして登録する物と背景の色との関係が認識精度に大きく影響する。白い壁をバックに赤と黄色の小物をマーカーにしたりすると高認識率だった。
  • 特徴点と同じ色を持つピクセルを全て含む最小の長方形を判定するという仕組みか?Demoのお絵かきソフトでマーカーをカメラに近づけると太い線になるが、長方形の面積で太さを決定しているようだ。3D的な認識アルゴリズムではないらしい。
  • 単純に特徴点の色のみでの認識でもない模様。背景が変わると認識率が大きく低下してマーカーの登録しなおしが必要になる。画面内の画素平均等も考慮されているのか?
  • カメラのフレームレートが低いと厳しい。カタログスペック最高フレームレート30fpsの安価なWebカメラで実際は20fps出ていたようだが、マーカーをかなりゆっくり動かさないと操作できないためDemoのゲームはほとんど意図どおりに動かすことはできない。デジカメ(Xacti)をUSBカメラとして使用した場合だとデモ動画と同程度のスムーズさで操作できた。
そういえば家庭用ゲーム機とかWebカメラ付属のアプリケーションとかでも似たようなものがありました。アルゴリズムとして目新しいというよりも要素技術として使いやすいように整理されたことに意味があるものと思われます。なんか楽しい応用を考えてみたいですね。

2009-12-24

VMWare ESXi - VLAN

VMWare ESXi 4.0を使い始めましたが今のところNICが一枚しかありません。3.5でe100が使用できた時は2枚接続して1枚をDMZ用にしていました。同様の運用をするためにはもう一枚NICを購入したらよいだけなのですが、せっかくなのでVLANを使ってどうにかできないか?と妄想してみました。が、、、VLAN対応機器をそろえなければならなかったりとけっこう敷居が高いようです。

2009-12-13

ESXi 3.5 → 4 へのアップグレード

うまくいきませんでした。アップグレード作業はvSphere Clientから行いますが、アップグレード中の再起動後に管理ネットワークに接続できずにタイムアウトするようです。ちなみにWindows7上では現状vSphere Clientは使用できないです。→

Windows 7 RCでvSphere Clientが動かない件の対処

仮想ネットワーク設定など引き継いでくれるとうれしいと思ったのですが、4.0クリーンインストールして再設定したほうが速いという結果に。

2009-11-29

VMware ESXi 4.0 ブートUSBメモリ作成方法

基本的には3.5と同様です。

1.ISOイメージからimage.tgzを取り出す (4.0ではinstall.tgzではないので注意)
2.image.tgzからusr/lib/vmware/installer/VMware-VMvisor-big-171294-x86_64.dd.bz2を取り出す
3.VMware-VMvisor-big-171294-x86_64.dd.bz2からVMware-VMvisor-big-171294-x86_64.ddを取り出す
4.VMware-VMvisor-big-171294-x86_64.ddをUSBメモリへダンプ

Running ESX 3i Installable from a USB Flash Drive

VMWare ESXi 4.0 は e100 未サポート

ESXi 3.5.0から4.0バージョンアップを試みましたが起動時に以下のエラーが発生しました。

Failed to load lvmdriver

NICはPCIカードのIntel Pro 100を使用していたのですが4.0からドライバをサポートしなくなったようです。

2009-11-22

boost::shared_from_this の要求事項

boost::shared_from_thisを使用するときは

・そのインスタンスを指す少なくとも一つのboost::shared_ptrが存在する

ことが必要です。

class CMyClass : public boost::enable_shared_from_this<CMyClass>
{
public:
CMyClass(){}
~CMyClass(){}

void Method(){
boost::shared_ptr<CMyClass> selfPtr = shared_from_this();
}
};

int main(int argc, char* argv[])
{
boost::shared_ptr<CMyClass> myClassA = boost::shared_ptr<CMyClass>(new CMyClass());
myClassA->Method(); //OK

CMyClass *myClassB = new CMyClass();
myClassB->Method(); //NG
delete myClassB;

CMyClass myClassC;
myClassC.Method(); //NG

return 0;
}

2009-10-20

情報処理技術者試験 平成21年度秋期

受験された方々、お疲れさまでした。
小生はNWを受けたのですが出来栄えは、、、まぁ来年の午前試験免除は獲得できそうです(笑)
午前の解答発表ってその日のうちに出るんですね。
しかし昨日はアクセス過多で全く接続できませんでした。
2chでも話題になってましたが負荷分散装置の導入が望まれるところ、、、予算ないのかな?

2009-09-23

.NET 実行ファイル名の取得

string file_name = Environment.GetCommandLineArgs()[0] ; // 例) "C:\BIN\test.exe"

2009-09-22

C++/CLI 委譲の書き方

delegate、event 修飾子の使い方
簡潔なサンプルコード

2009-09-20

システムステレオ風マシン作成


エレスタットスピーカー SA-J970AV を使ってシステムステレオ的なものを作ってみました。
基本的に余っている部品類の組み合わせです。
本体:VAIO PCV-R71 静音PC仕様改
キーボード:SunRace JME-8210A
サウンドカード:Sound Blaster Audigy 2
モニタ:EIZO FlexScan L550
ラック:HOME ERECTA
ベンドポストとハンガーレールをモニタスタンド代わりにしてます

起動直後にWinampが立ち上がります。CDを入れると自動再生するようにしておけばCDプレーヤー感覚に使えます。ワイアレスキーボードのメディアキーでリモコン代わりになります。DLNAっぽくLAN内の他のマシンの音楽ファイルも再生できます。ラジオはネットラジオで。

2009-09-02

情報処理技術者試験

秋季はネットワークスペシャリスト試験を受けてみることにしました。
試験日は10月18日。あと一ヶ月半、、、

2009-08-18

Windows自動ログイン設定方法

音楽再生専用マシンをパソコンっぽくない使い勝手にするために

レジストリでは以下
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\WinlogonAutoAdminLogon

ですがWindowsXPなのでツールを使いました。
Autologon

Sysinternalsのツール類はなかなか使えるものが多いですね。

2009-08-09

S21HT の面白いアプリケーション - orb

PC内の音楽ファイルをネットワーク経由でS21HTから再生することができます。まとめサイトで紹介されていました。サーバPCはVMWareESXi上のWindowsVISTA仮想マシン、ネットワークはBフレッツ光で試しに使ってみました。音飛びや音質はモバイル環境では十分使用に耐えるレベルです。サーバPCのインストールや設定など導入が手軽である点は魅力的です。
しかしセキュリティ上の不安があります。S21HTから再生するときの手順は

1.任意のブラウザからorbのサイトにアクセス
2.パスワード認証
3.サーバPCで設定したディレクトリ以下の音楽ファイル一覧表示
4.選択して再生

となります。再生時には以下の処理が行われているようです。

1.再生環境のネットワーク速度からエンコードビットレートを決定
2.サーバPCでエンコード
3.orbのサイト上にアップロード
4.再生

つまり再生時にはサーバPCのデータを直接見ているのではなく、orbのサイト上に一時的に生成されたファイルのデータを参照しているらしいのです。このファイルのURLはS21HT上で再生時にアクセスしているURLを表示すると確認できます。アドレスは「~orb.com」でランダム文字列のフォルダ名、ランダム文字列のファイル名になっています。
問題なのはこのURLさえわかってしまうと無認証で誰でもファイルにアクセスできてしまうことです。試しにS21HTで再生中に別のPCから同URLを開くとパスワード認証されることもなく再生できます。不特定多数がダウンロード可能な状態になるのは著作権的な問題も絡みそうで不安です。またorbにはオプション的にサーバPC上の音楽ファイル以外のすべてのファイルを参照できる機能がありますが、これがデフォルトでONになっている点にも危険を感じます。

いろいろ不安要素が大きくて使用を断念しました。手軽にどこでも音楽再生できるのは非常に魅力的だったのですが、、、ちなみにWinampに付属するWinamp Remoteもアドレスが「winamp.orb.com」となっているので同じもののようです。

2009-07-29

Libretto U100 ゼロスピンドル化 成功

以前の記事(掲題リンク)でSSD化に挑戦して遅くて使い物にならなかったのですが再挑戦して実用レベルになりました。以下の構成

CFカード to 1.8インチ IDE変換アダプター
FUJITEK SDHC-CF/T2 SD->CF変換アダプタ
Transcend SDHC 16GB (Class6)

CF->1.8インチIDEアダプタはCF TypeⅡサイズは厚さが足らずに蓋が完全に閉じない状態になりましたが強引に押し込みました。まあ問題ないようです。SD->CFアダプタとSDカードは以前の投稿のデスクトップPCで試用してみて十分なパフォーマンスが得られたものです。アダプタ噛ませですが普通の133倍速CFより速いです。ログイン直後やWinampの起動はさすがに少しもたつきを感じますがシンクライアント的な使いかたやネットブック的な用途には特に問題ないです。

以下の効果を期待してのゼロスピンドル化です。

1.耐衝撃性
モバイルユースで衝撃を気にする必要がなくなります。一番助かるのはハイバネーション。喫茶店で使っていた後に休止状態にして店を出ようとするとき、休止状態への移行中でもかまわずそのままバックに入れて出発できます。

2.省電力性
まだ1度しかバッテリフル稼働使用を試してませんが、残念ながらさほど効果はなかったようです。使用しているバッテリはだいぶへたっているのでHDDの場合でも最大3時間半程度でしたが、ゼロスピンドル化しても4時間は持たなかったようです。

3.軽量化
取り外したHDDを持って比較してみると明らかに軽かったのですが、Libretto本体に取り付けた状態ではあまり差は感じられません。が確かに軽くなっているはず、、、

4.低温化・静音化
Libretto U100はファンの動作音がかなりうるさいです。CPU以外にもHDDもかなり熱を発生していたようだったのでSSD化で低発熱→静音化を期待したのですが、残念ながらファンの動作頻度はあまり変わりませんでした。

SSD化後に発生した唯一の不具合はスタンバイから復帰に失敗するようになったことです。ブルースクリーンになります。休止状態しか使わないようにして回避しています。

2009-07-23

LVMボリューム作成からマウントまで基本操作

> fdisk
...
> pvcreate /dev/hda3
> pvdisplay -C
> pvdisplay /dev/hda3

> vgcreate -s 32m testvg /dev/hda3
> vgdisplay -C
> vgdisplay testvg

> lvcreate -L 1G -n opt_lv testvg
> lvdisplay -C
> lvdisplay /dev/testvg/opt_lv

> mkfs.xfs -f /dev/testvg/opt_lv
> mount /dev/testvg/opt_lv /opt

2009-07-15

putty で Fedora Core 10 に公開鍵認証でssh

鍵を作るときに毎回はまっているので自分用にメモを残すことにしました。
「SSH2 RSA」の場合です。

[Host]
Fedora Core 10
OpenSSH_5.1p1

[Client]
WindowsVISTA
PuTTY r0.52

1.Clientでputtygen.exeを起動
2."SSH2 RSA"を選択
3."Generate a public/private key pair"
4."Save the generated key" -> "Save public key"
5.保存したpublic key(=$PUB)をHostにコピー
6.Hostで"ssh-keygen -i -f $PUB > ~/.ssh/authorized_keys"
7."chmod 644 ~/.ssh/authorized_keys"   ←忘れがち!注意!

Clientからはputtygen.exeの"Save private key"で保存した秘密鍵を使って接続

2009-07-11

ChromeでGoogle Bookmark

Google BookmarkはGoogle Toolbarから登録できますが、ChromeではGoogle Toolbarを使用できません。
何か方法があるはずと思って探してみました。Bookmark Barからjavascript実行で可能だとのこと

javascript:(function(){var a=window,b=document,c=encodeURIComponent,d=a.open("http://www.google.com/bookmarks/mark?op=edit&output=popup&bkmk="+c(b.location)+"&title="+c(b.title),"bkmk_popup","left="+((a.screenX||a.screenLeft)+10)+",top="+((a.screenY||a.screenTop)+10)+",height=420px,width=550px,resizable=1,alwaysRaised=1");a.setTimeout(function(){d.focus()},300)})();

2009-06-04

Windows Update エラー 管理者権限があるのに拒否される

管理者権限を持つユーザでログオンしているのにWindows Updateで「管理者のみ」の警告が表示されるという問題に遭遇しました。いろいろ調べた結果、どうもディスクドライブが「リムーバブルディスク」として認識されているということが問題であるということが判明。前項の「SD to 2.5inch IDEアダプタ」を使用してSDカード上にWindowsXPをインストールしたノートPCです。掲題のサイトを参考に以下の手順で「ハードディスクドライブ」として認識させることにより正常にWindows Updateを利用できる状態になりました。

1. Hitachi Microdrive Driverを入手
2. regeditでHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\IDE以下にあるディスクのキー名を確認
ちなみに私の環境では「DiskMemory_Card_Adapter_____________________________」となっていました。
3.手順1でダウンロードしたドライバファイルからcfadisk.infをエディタで開いて以下を編集
[cfadisk_device]
に手順2で確認したキーのエントリを追加
例えば
%Microdrive_devdesc% = cfadisk_install,IDE\DiskMemory_Card_Adapter_____________________________
の一行を追加
4.ディスクドライブのドライバをcfadisk.infで更新

2009-05-30

超静音PC自作への道 -SD to 2.5inch IDEアダプタ-

ノートPCは一般的にデスクトップPCと比較すると静音性には優れています。しかし場合によってはデスクトップPC以上の騒音を放ってしまう場合があります。例えばLibretto U100。CPUファンがフルパワーで回る時には会議中に隣の人が驚くほどの騒音です。また2.5inch HDDは個体差や経年劣化により多大な騒音源となる場合があります。数年前に中古で購入したNEC mobio NXのディスクも回転音がとてもうるさい状態になっています。いまさらこのPCを使用する予定はないのですが、うるさくさえなければ常時稼動させて時計を表示させておくとかお遊び的に使えないかと思い、SD/SDHC - 2.5inch IDE HDD変換カード MM-ADIDE2SD(バルク)を購入してみました。しかし残念ながらmobio NXではどうしても認識しませんでした。ほかに所有している古いノートPC、IBM Thinkpad X22やDELL Latitude C400では正常に認識したのでTranscend SDHC Class 6 16GBを挿してWindowsXPをインストールしてみました。 前項のコンパクトフラッシュIDEアダプタで敗北していたのでパフォーマンスに期待はなかったのですが意外によいです。起動直後に多少ストレスを感じるくらいでそれ以外ではHDDとの差はあまり感じられませんでした。Winamp等のアプリケーションの起動は明らかにコンパクトフラッシュIDEアダプタより速いです。

2009-05-26

超静音PC自作への道 -コンパクトフラッシュIDEアダプタ-

掲題のリンクはIDEコネクタにCFを接続してHDDとして使用できるアダプタです。ストレージを無音化できます。最近だとSSDを使えばよい話なのですがまだまだ高価です。手持ちのCFを再利用できる場合は数千円程度の追加投資で無音ストレージが手に入ります。
Transcend 8GB x133をこのアダプタで使用してみました。しかし実用的ではありませんでした。シンクライアントとして利用するPCに接続したので主な使用アプリケーションは

・リモートデスクトップ
・SSHクライアント(putty)

です。これらのクライアントアプリケーションは起動自体には多少もたつきますが接続後は当然ながら特に問題ありません。音楽聴きながら作業することが多いので

・Winamp
・GOM Player

を同時に利用します。Winampの起動には非常に時間がかかります。しかし起動さえしてしまえば再生中に音が飛んだりすることはほとんどありません。

Windows Update等の作業も非常にレスポンスが悪いです。そのほかにも何かの完了待ちの間に少しでも別の動作を行おうとするとかなり待たされます。おそらくディスクへの書き込みと読み込みが同時発生してプチフリーズが起こりまくっているのではと思われます。

2009-05-17

超静音PC自作への道 -電源-

静かなPCを作ろうと四苦八苦した時期がありました。いや、今もちょくちょくやってます。その記録を少し書き留めておこうかと思います。
PCの騒音発生源として電源ファンは厄介です。というのは電源の一部として設計されているので、下手に回転数を落とすなどの改造を行うと危険だからです。実際に冷却性能が足りなくなると最悪の場合は火事になります。そこで静音を求める人たちがたどりつくのはファンがない電源、ACアダプタです。
ACアダプター for デスクトップPC 360W(PLS360)という製品があります。電源容量からすると今時の売れ筋製品と比較してかなり割高な製品です。しかし無音です。誘惑に負けて買ってしまいました。
この電源、PLS360はカタログスペックは360Wです。しかし同容量の他の電源で起動できるすべての自作PCで使用できるわけではありません。250W電源で問題なく起動する構成の自作PCでもPLS360では起動しないこともありました。ただし起動さえしてしまえばその後は安定動作します。おそらくピーク性能が不足していて比較的大きな電流を要求される起動の瞬間のみが問題になっているのかと思われます。
起動に成功・失敗する構成をまとめておきます。

●失敗例
いずれもMemory×1,IDE3.5HDD×1,光学ドライブなし,PCI拡張カードなしの最小構成で
ビデオカードはどれを使ったのか忘れてしまいましたが「AGP Radeon 9200」かそれ以前のAGPカードです。あまり電力食うやつではないはず

・その1
CPU:AMD Geode NX 1750
MB:GIGABYTE GA7DXR

時々起動する。打率3割程度

・失敗例2
CPU:PentiumⅢ 667MHz
MB:RIOWORKS PDVIA

たまに起動しない。打率7割程度。組んだ直後は9割で起動していたのでPLS360自体が経年劣化でへたっているのかもしれない

●成功例
VAIO PCV-R71
CPU:PentiumⅢ 600MHz
Memory:SDRAM 256MB×2
HDD:CF8GB on IDE-CFアダプタ
CD-Rドライブ×1
ビデオカード:AGP Radeon 9200

100%起動。PLS360の片方のACアダプタのみで180W構成で起動するとCD-Rドライブが動作しない。私が現在メインで使用しているシンクライアントです。HDDの詳細は後述

2009-05-14

Ubuntu Netbook Limix の使用レポート

Libretto U100で使ってみました。ファーストインプレッションはよかったのですがいくつか問題が

・ランチャがマウス操作できない
マウスカーソル位置の取得がおかしいのか、あらぬところがクリックされて全く使えません。キーボード操作でTab+矢印キーならどうにか使えます。1280x768のワイド画面を想定していないのか?と考えましたが一般的なネットブックでもワイド画面のものはゴマンとあります。早々にランチャをあきらめて普通のデスクトップに変更しようとしました。

・Desktop Switcherを使うと次回ログイン時にウィンドウマネージャが動かない
普通のデスクトップに変更するツールが用意されています。正常に変更できたように見えるのですが、次回ログイン時にウィンドウマネージャが起動せずにデスクトップだけが表示された状態になります。調べてみると掲題のサイトが見つかりました。不具合報告されている問題でパッチも作成されているとのこと

・Windows Mobileインターネット共有でのネットワーク接続が不安定
USBでS21HTと接続してインターネット共有を使用すると、特にUbuntuで設定をしなくてもネットワーク接続できます。出来てるように見えるのですが、いざFirefoxでWebを閲覧し始めると特定のサイトでは正常に表示されるが他のサイトでは非常に時間がかかったり表示されなかったり。これは原因不明です。

いわゆるネットブック的な使用方法を期待して「Webの閲覧とメールチェック」「Remote Desktop over SSH port forward」のみができれば十分と思っていたのですが、どうやら両者ともサクッとはできないようです。残念、、、

2009-05-12

KURO-RS Controller

玄人志向の赤外線学習リモコンデバイスでKURO-RSというのがあります。これを制御するシンプルなアプリケーションを作って公開しました。現在のところ動作デバイスのテストぐらいしかできませんが、これから発展させてみようと思ってます。学習した信号の保存機能とか、ショートカットキーのカスタマイズ機能とか。将来的にはこのアプリケーションをKURO-RSのインターフェイスとして他のアプリケーションと連携させたいという妄想も。

2009-05-03

Libretto U100のUSBメモリへUbuntu Netbook Remixをインストール

Ubuntu Netbook RemixをLibretto U100で動かしてみました。イメージファイルをダウンロードしてUSBメモリに書き込んでインストール用のUSBメモリを作成、このUSBメモリからブートすると既存のHDDには変更なしに試すことができます。特に設定することもなくUSB接続のTouch Diamondのインターネット共有でネットワークに接続できたりしてなかなかよさそうなので通常通りにインストールして使ってみることにしました。インストール先は別のUSBメモリにしました。USBポートからほとんど飛び出さないUSBメモリです。
インストーラを起動してインストール先選択でUSBメモリを指定します。順調にインストールは終了したのですが起動時にGRUBがフリーズしました。「GRUB」と表示したまま先に進まず。GRUBをインストールし直したりいろいろ試したのですが解決せず。掲題のリンクからヒントを得てBIOS設定で以下を変更することにより無事にGRUBが使用できる状態になりました。

LEGACY EMULATION -> USB Memory BIOS Support Type
"FDD" -> "HDD"

2009-04-15

GDI+ DrawStringとAddStringでの文字描画サイズの違い

GDI+で縁取りつきの文字を書くときにはAddStringを使用することがありますが、DrawStringと文字サイズの指定方法が異なります。ご注意を

2009-04-10

VMWare 仮想ディスクのリサイズ方法 - gparted



VMWare仮想ディスクは作成後にサイズを拡大することが可能です。しかしディスク内のパーティションのサイズを変更することはできません。そのためにはPartition Magic等のパーティション操作ユーティリティを使用する必要があります。この類のGPLソフトウェアでgpartedというものがあります。CD-ROMブート可能なISOイメージでも配布されています。新しいVMWareゲストOSを作成してこのISOイメージとパーティション操作を行いたい仮想ディスクとをマウントして起動すると仮想ディスク内のパーティション操作を行うことができます。スクリーンショットはWindowsVISTAの起動ディスクをサイズ変更しようとしているところです。注意していただきたいのはディスクの先頭に1MBほどの空き領域が見える点。詳しくは調査していませんが、どうもWindowsVISTAの起動に必要なもののようです。この領域までパーティションを拡大させたりするとWindowsが起動しなくなります。「Round to cylinders」をONにしていると意図せずつぶしてしまう場合がありますのでご注意を

2009-04-09

iKnow!

ながらくサボっていたiKnow!での英語学習を再開しました。久しぶりに来てみると、かなりインターフェイスもコンテンツも充実していて驚きました。
iKnowの学習システムで非常によく出来てると思うところは短期記憶から長期記憶への特性をとらえたアルゴリズムです。出題順序が最初はランダム、次に少し忘れた頃に再び出題して正誤に応じて次の出題時期を決定しているようです。

2009-04-03

休止状態のショートカット作成方法

ノートパソコン等はほとんど電源は落とさず休止状態を使用することが多いでしょう。電源ボタンを押して休止状態に移行するように設定しておく方法もありますがユーザ権限がないと設定変更できません。そういうときはデスクトップなどに休止状態のショートカットを作成しておけば手軽に移行できて便利です。

rundll32.exe PowrProf.dll,SetSuspendState

2009-03-29

boost::tokenizer はコンテナのコピーを作成しない

一時オブジェクトを渡すと後でイテレータアクセスの際にアクセスバイオレーションになります。ご注意を

#include "stdafx.h"
#include <iostream>
#include <boost/tokenizer.hpp>

std::string funcReturnsString()
{
std::string ret = "hogege,gehoho";
return ret;
}

int _tmain(int argc, _TCHAR* argv[])
{
boost::char_separator<char> sep(",");
typedef boost::tokenizer< boost::char_separator<char> > CommaTokenizer;

//NG
CommaTokenizer tokens(funcReturnsString(), sep);
for(CommaTokenizer::const_iterator it = tokens.begin(); it != tokens.end(); it++){
std::cout<<*it<<std::endl;
}

//OK
std::string str = funcReturnsString();
CommaTokenizer tokens(str, sep);
for(CommaTokenizer::const_iterator it = tokens.begin(); it != tokens.end(); it++){
std::cout<<*it<<std::endl;
}

return 0;
}

2009-03-25

Windows Vista アクティベーション時のエラー 0x8007232B DNS 名がありません。

プロダクトキーが間違っていたのが原因とのこと。毎度のことですがWindowsのエラーメッセージはなぜこうもユーザに不親切なのか。ネットワーク設定まわりを疑って子一時間悩んでしまったよ、、、ダイアログ表示しないのなら、せめてイベントログに詳細なエラー内容を表示するぐらいやるべきでしょう。

2009-03-24

Visual C++ プリプロセッサ出力の確認方法

マクロのデバッグ時に展開結果を確認したい等、一時的に出力結果を取得したい場合はソースファイルのプロパティから

Configuration Properties → C/C++ → Command Line → Additional options:

に「/EP」を追加するのが手軽です。Output Viewに出力されるのでコピー&ペーストで好みのエディタに張り付けるとよいでしょう。

その他の参照サイト
http://members.ozemail.com.au/~geoffch@ozemail.com.au/samples/programming/msvc/cl/options/ep.htm
http://homepage1.nifty.com/yt-works/javaapp/newdoja.html

2009-03-23

Diamond Tweak設定後にエディットボックスの文字が表示されない

Touch DiamondのカスタマイズアプリケーションでDiamond Tweakというのがあります.以下の設定項目をEnableにするとLandscape表示のときにいくつかのアプリケーション(リモートデスクトップモバイルのユーザ名入力エディットボックス等)でエディットボックス内の文字が表示されないという問題が発生しました.

17.7Clear Type in landscape mode

カスタマイズの時にはつい一度にたくさんの項目をいじってしまって,後々問題がおきたときにどれが原因かわからないという状況になりがちです.お気をつけあれ

VMWare ESXiでリモートインストール

Windows2003 ServerにはネットワークからのOSインストールを行うリモートインストールサービスというものがあります.以前,VirtualPC上のWindows2003 Serverでこの環境を構築していたものをVMWare ConverterでVMWare ESXiに移動させました.このゲストOSのリモートインストールサービスを利用して別のゲストOSをリモートインストール可能か試してみたところ普通に可能でした.ゲストOSのBIOS設定のブートシーケンスでネットワークを最初にするだけです.

2009-02-22

VMWare ESXi 構築記録 - SCSIドライバ導入

VMWare ESXiで新規仮想マシンとしてWindows XPをインストールしようとするとデフォルト状態では仮想ディスクをインストーラが認識できない状態となります。仮想ディスクはSCSIディスクとして実装されているためで掲題のサイトからSCSIドライバのフロッピーイメージをダウンロードして使用する必要があります。
ちなみに仮想マシンの設定でフロッピーイメージファイルやCD-ROMイメージファイルを選択してもデフォルトでは"Connect at power on"がチェックされてないのでご注意を。

その他参照サイト
http://blog.cecily.jp/kotou/266/
http://blog.xe.bz/archives/51051899.html

2009-02-18

VMWare ESXi 構築記録 - SSH有効化

前項のHDD認識作業中に参照しました。ESXiサーバのマシンはLinuxサーバと同様に通常はディスプレイを接続しない状態で運用したいのであらゆる管理作業がネットワーク経由で行えると都合がよいです。SSHで接続できれば大抵のことはできるでしょうと思って検索してみました。注意点は「unsupported」とキーボード入力するときにディスプレイ上に入力文字列が何も表示されないことです。心の目で見ながら信じて打ち込めば大丈夫です。

2009-02-17

VMWare ESXi 構築記録 - HDDを認識しない

別のマシンのブラウザでVMWare ESXiのマシンにアクセスするとVMWare Infrastracture Clientをダウンロード&インストールできます。インストール後にClientを起動、ユーザ名rootで接続します。デフォルトではno passwordです。ほぼすべての管理操作がこのClientから行えるようになっています。まずStorageを追加しようとしましたが接続しているHDDがリストに表示されません。どうやらこんどはSATAコントローラを認識していない模様。掲題のサイトからoem.tgzをダウンロードして手順に従いUSBメモリ内のoem.tgzと置き換えました。BIOS設定でAHCIにして起動。無事に認識しました。これで準備は整いました。

その他参照サイト
http://www.vm-help.com/esx/esx3.5/Whiteboxes_SATA_Controllers_for_ESX_3.5_3i.htm
ハードウェア対応リスト
http://communities.vmware.com/message/1157806#1157806
上記方法の前にやってみましたが認識しませんでした。ひょっとすると試したときにBIOS設定をAHCIにし忘れたかもしれません。

VMWare ESXi 構築記録 - NICを認識しない

オンボードのNICはRealtek 8111C chipです。友人の情報からLANはIntelチップぐらいしか認識しない、と聞いていたのでたぶん駄目だろうとは思ってましたがやっぱり認識しませんでした。Intel PRO 100は手持ちがあったので使ってみると無事に認識。やっぱりe100ドライバで動くNICは安心です。昔Linuxを扱い始めたころに安いNICで認識させるのに苦労した苦い思い出があるので。オンボードのGigabit Ethernetは使用できなくなりますが、現在のネットワークには他にGigebitのマシンもGigabitのハブもないので当面は特に問題なしです。

VMWare ESXi 構築記録 - キーボードを認識しない

新しいマシンを組みました。Hyperviserで遊ぶためです。以下のような構成
・Core 2 Quad Q8300
GIGABYTE EG45M-DS2H
・nobrand DDR2-SDRAM 2GB x2

合計約¥35,000。ドライブ類などほかの部品は使い回しです。

早速VMWare ESXiのインストールを始めました。USBメモリにインストールして起動。正常に起動するのですが困ったことにキーボード入力にまったく反応しません。PS2もUSBもだめ。調べてみて掲題のサイトに同様の問題にぶつかった人の回答がありました。以前、別のマシンで試したときに作成したUSBメモリだったのでバージョンが「Update2」だったと判明。「Update3」ではモジュールが対応したのか、無事にキーボードが使える状態で起動しました。

2009-02-07

Google Notebook 開発中止

Google Notebookの開発、新規利用登録を停止するそうです。ToDoリストの管理に、ちょっとしたテキスト情報の保存に便利に利用していたので残念です。S21HTを入手してからはPC上で入力、S21HTで出先でも用に二参照という利用スタイルが定着していました。ToDoリストをWeb上で管理するシステムはほかにもあります。以前も使用を検討したRemember the milkをしばらく使ってみることにしました。iGoogleにガジェットとして登録できたりと他のサービスとの親和性が高いようです。

SSDプチフリーズの解消方法

愛用の現役メインノートPCLibretto U100のハードディスクの故障が疑われる状態になりました。いい機会なのでSSD化をやってみました。しかしいかんせん古いマシンで、HDDインターフェイスが1.8インチ東芝IDEです。普及してるSSDは多くの場合SATAです。1.8インチ東芝IDEのSSDはあることはありますが割高だったりするのが現状です。安いネットブック等がたくさんある現在、旧世代のマシンの拡張にあまりお金はかけたくありません。そこでCFカード to 1.8インチ IDE変換アダプターを使ってみることにしました。266倍速のCFは高価なので133倍速の8GB CFで試しにWindowsXPをインストールしてみたら一晩かかりました。変換アダプタの転送速度は理論値ではCF266倍速でevenなのでCFは266倍速を使うのが必須だと思われます。またWIndowsXPインストール直後のログインでやたらと時間がかかったのでプチフリーズを疑いました。掲題のサイトを参照してページファイルを使用しないようにするだけで起動時間は3分の1程度になりました。こちらにもあるようにできる限りRead/Writeを同時に行わない工夫である程度快適には使えるようになるかもしれません。

Windows Mobile 標準ブラウザの変更

S21HTの標準のブラウザOperaはFlashを使用しているサイトの表示に問題があることがあります。Flashに対応していてWindows Mobileで使用可能なブラウザSkyfireを試しに利用していたのですが、勝手に標準のブラウザの設定を書き換えてしまうようで、たとえばメールに書かれたURLをクリックするとSkyfireやInternetExplorerで開いてしまうようになりました。デフォルトではOperaで開いてほしいのでレジストリ書き換えで復旧しました。

Operaを評価する投稿を以前に書きましたが、その後に動作があやしくなったのでハードリセットするはめになりました。記憶させたパスワードが削除できないという危険な状態になってしまったので、、、

QMAIL3 Windows Mobileで動作する高機能メーラー

S21HTで標準メーラのOutlookをしばらく使用していたのですが、最近GMailの送信に失敗します。原因は不明ですが、APOPが使えないなど他にも不満要因があったので別のメーラを探してみました。

・QMAIL3
nPOP
動作が軽くてよいです。APOP、SSL使えますが、名前の通りPOPのみでIMAPには対応してないようです。

QMAIL3はIMAPもAPOPも対応、フィルタ等かなり高機能らしいのでしばらく使い倒してみようかと思います。しかし普通にIMAPでアカウントを設定すると肝心のGMail送信で失敗します。

QMAIL3のドキュメント

に従って送信箱、送信控えフォルダを設定すると無事に送信可能になりました。

2009-01-16

S21HT の面白いアプリケーション MY MOBILER

VNCで操作するようにPC上からS21HTを操作することができます.S21HTから他のPCのリモート操作はリモートデスクトップやVNC等いろいろ方法はありますが逆は少ないようです.VNCの亜種もあることはあるようですが.PC上からWindows Mobile機を操れると何がうれしいかと言うとキーボード,マウス等任意のインターフェイスでWindows Mobile環境を操作できるようになることです.Windows Mobile機のカスタマイズなど大量の操作が必要となるときには便利です.S21HTのユーザインターフェイスはモバイルユースには許容範囲ですが長時間操作には向いているとは言いがたいので.
ちなみにMobile Gear(WindowsCE 2.0)で遊んでたころに同様のアプリケーションで「rCE」とかいうフリーウェアを使ってた記憶がありますが,,,まだ開発されてるのかな?

2009-01-14

Silicon Image SiI 3512 BIOS

新しいマシン用にまず新しいHDD買いました.SEAGATE ST31500341AS です.現在所有している唯一のSATAインターフェイスはPCIカード型でSiI 3512がのってるものですが,最初につないだら認識しませんでした.初期不良かと思ったのですが「もしや」と思いBIOSをアップデートしたら無事認識しました.Windows上でのユーティリティでアップデートしたのですが,その後Windowsが立ち上がらなくなりました.仕方ないのでKnoppixで起動して新しいHDDが初期不良ではないことは確認しました.さすがKnoppix!こういうときは頼りになります.
その後,Windowsを復旧しようとCDブートして修復インストール,と思ったらハードディスクが見つからないと怒られました.Silicon Image配布のBIOSファイルはちょっとわかりにくいのですが,どうもSATAのみバージョンとRAIDバージョンと別々のBIOSがあるようです.

4384.bin
4384e.bin
b4384.bin
b4384e.bin
r4384.bin
r4384e.bin

頭のrがRAIDでbがBASEとのこと.

アップデート前はRAID用が入っていたところにSATAのみバージョンを入れたのでみえなくなったらしくRAID用をいれたら無事に起動しました.

2009-01-12

価格比較サイト

いわずと知れた価格.comです.最近本格的に仮想化テクノロジがついてるCPUを購入検討中なのでよく利用してます.しかし最近はカテゴリがかなり増えてますね.金融商品まであるとは,,,自分がこのサイトを知ったのは約8年前のSDRAMの低価格化が激しかったころでメール通知をにらみつつ秋葉原へ買いに走ったものでした.当時はPCパーツ関連がメインだったと記憶してますが

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