- ある開発者の覚書 - ソフトウェア開発者が情報処理に関する雑多な話題をジャンルを問わずに書き留めています.未来の私、私と同類のgeekたちへ

2008-10-09

ハードディスク 完全消去

ハードディスクを廃棄するときはデータを完全に消去するための策を講じることが常識となって久しいです。フリーのツールも数ありますが、Unix系OSであればddで0で埋めることができます。最近はWindowsのOS標準のコマンドにもあるらしいですね。
しかしこの手の方法は実際にデータ復旧を試してみないとその性能は測れません。0で埋め尽くす方法では専用デバイスを使えばわずかに残る磁気の振れからデータを復旧できると聞いたことがあります。だからランダムデータの繰り返し書き込みが必要だとか。
最近、盗聴器発見器を購入したです。が、ふと気がついたのは発見器が正常に動作しているか確かめるためには盗聴器が必要だということ。反応しないから安心してたら発見器が壊れていた!(もしくは検出性能が悪すぎた)では意味ないですから。ソフトウェアの単体テストフレームワークでは「最初にわざと一回失敗させる」ことが推奨されているのも同じ理由ですね。

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