- ある開発者の覚書 - ソフトウェア開発者が情報処理に関する雑多な話題をジャンルを問わずに書き留めています.未来の私、私と同類のgeekたちへ

2009-07-29

Libretto U100 ゼロスピンドル化 成功

以前の記事(掲題リンク)でSSD化に挑戦して遅くて使い物にならなかったのですが再挑戦して実用レベルになりました。以下の構成

CFカード to 1.8インチ IDE変換アダプター
FUJITEK SDHC-CF/T2 SD->CF変換アダプタ
Transcend SDHC 16GB (Class6)

CF->1.8インチIDEアダプタはCF TypeⅡサイズは厚さが足らずに蓋が完全に閉じない状態になりましたが強引に押し込みました。まあ問題ないようです。SD->CFアダプタとSDカードは以前の投稿のデスクトップPCで試用してみて十分なパフォーマンスが得られたものです。アダプタ噛ませですが普通の133倍速CFより速いです。ログイン直後やWinampの起動はさすがに少しもたつきを感じますがシンクライアント的な使いかたやネットブック的な用途には特に問題ないです。

以下の効果を期待してのゼロスピンドル化です。

1.耐衝撃性
モバイルユースで衝撃を気にする必要がなくなります。一番助かるのはハイバネーション。喫茶店で使っていた後に休止状態にして店を出ようとするとき、休止状態への移行中でもかまわずそのままバックに入れて出発できます。

2.省電力性
まだ1度しかバッテリフル稼働使用を試してませんが、残念ながらさほど効果はなかったようです。使用しているバッテリはだいぶへたっているのでHDDの場合でも最大3時間半程度でしたが、ゼロスピンドル化しても4時間は持たなかったようです。

3.軽量化
取り外したHDDを持って比較してみると明らかに軽かったのですが、Libretto本体に取り付けた状態ではあまり差は感じられません。が確かに軽くなっているはず、、、

4.低温化・静音化
Libretto U100はファンの動作音がかなりうるさいです。CPU以外にもHDDもかなり熱を発生していたようだったのでSSD化で低発熱→静音化を期待したのですが、残念ながらファンの動作頻度はあまり変わりませんでした。

SSD化後に発生した唯一の不具合はスタンバイから復帰に失敗するようになったことです。ブルースクリーンになります。休止状態しか使わないようにして回避しています。

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